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ネットショップ開業サービスランキング|おすすめ10選を徹底比較
「ネットショップを開業したいけど、サービスはどこがいいかわからない」そんな方は、各サービスの特徴を知ることから始めましょう。今回は 個人・中小企業でも簡単にネットショップが開業できる「ECモール」と「自社ネットショップ開設サービス」について解説。各サービスの利用率ランキングとともに、費用や手数料をはじめとする様々な特徴を表にまとめました。
ネットショップを開業する方法
ネットショップを開業する方法には、主に以下の2種類があります。- ECモールに出店する
- 自社ネットショップ開設サービス(ASPカート)でネットショップを作成する
そのため、個人事業主や中小企業では、上記2つの手法が現実的と言えるでしょう。
自社ネットショップ開設サービス(ASPカート)とは
自社ネットショップ開設サービスは、独自のネットショップを開設するためのシステムを備えたサービスで、「ショッピングカート」「ASPカート」とも呼ばれます。メリットとしては、機能やデザインの拡張性・自由度が高く、ブランディング・差別化がしやすい点が挙げられます。リピーターやファンを維持しやすいのも、メリットの1つです。
デメリットとしては、構築しただけではECモールのような集客力はなく、広告宣伝などの施策が必須であることが挙げられます。
カラーミーショップ
カラーミーショップは、2005年にサービスをスタートした、ネットショップ開業サービスの老舗です。
基本テンプレートが80種類以上用意され、初心者にもショップデザインをしやすい点がメリットとなります。さらに、HTMLやCSSを扱い、自由なデザイン変更も可能です。
一方、フリープランでは商品ごとに利用できる画像が4枚までと少ない点はデメリットです。
また、Paypay・楽天ペイ・LINE Pay・Amazon Payなどの利用に、それぞれ月額費用が発生し、決済方法を増やすと固定費が高くなる点にも留意しましょう。
このような特徴から、ネットショップのデザインにこだわりたい方などにおすすめです。
カラーミーショップ | |
初期費用 | フリープラン:0円 レギュラープラン:3,300円 ラージプラン: 3,300円 プレミアムプラン: 22,000円 |
月額費用 | フリープラン:0円 レギュラープラン: 4,950円 ラージプラン: 9,595 円 プレミアムプラン: 39,600円 |
販売手数料 | 0円 |
決済手数料 | クレジットカード:4.0%〜 後払い:4.0%~ コンビニ払い:143円~ 代引き決済:308円~ Amazon Pay:3.9% 楽天ペイ:月額2,200円 + 4% LINE Pay:月額2,200円 + 3.45% PayPay:月額2,200円 + 3.45% |
決済方法 | クレジットカード、後払い、コンビニ払い、代引き決済、Amazon Pay、楽天ペイ、LINE Pay、PayPay |
商品登録数 | 無制限 |
外部連携 | ・外部サイトへカートボタンを設置可(どこでもカラーミー) |
顧客管理 | ・顧客一括登録あり(CSVファイル) ・データ分析によりニーズの把握に活用可 |
カスタマイズ性 | 定期購入や独自ドメインの設定も自由 |
サポート体制 | ・メールサポート ・ショップ診断 ・画面共有サポート ・制作代行サービス ・セミナー開催により運営ノウハウを学ぶことが可能 |
BASE
BASEは、国内トップクラスとなる200万ショップの出店舗数実績があります。初期費用・月額費用が無料で始められ、 商品登録数やメルマガ配信が無制限な点もメリットです。
また、管理者用アプリを利用することで、スマートフォン1台でショップ管理・運営できる点もメリットと言えるでしょう。
一方、HTML編集や大きなレイアウト・デザイン変更などには対応していません。
このような特徴から、初期費用・月額費用をおさえつつ他種類の商品を販売したい方、スマートフォンのみでネットショップ運営したい方などにおすすめです。
BASE | |
初期費用 |
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月額費用 |
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販売手数料 |
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決済手数料 |
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決済方法 | あと払い、クレジットカード払い、Amazon pay コンビニ決済、キャリア決済、銀行振り込みPayPal、後払い決済 |
商品登録数 | 無制限 |
外部連携 | Instagram、X、LINE 公式アカウント、Facebook、YouTube、TikTok、note、Ameba |
顧客管理 |
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カスタマイズ性 | BASE Apps利用可 |
サポート体制 |
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STORES
STORESは、出店舗数・流通総額ともに多い、自社ネットショップ開設サービスです。ネットショップと実店舗運営の連携に強く、商品登録・在庫・売上分析などが一元管理できる点がメリットとなります。
一方、フリープランでは独自ドメインほか、品番管理・アクセス解析・配送日指定など一部機能が使えません。
また、売上入金に時間がかかる(締め日から2ヶ月後)点も留意しておきましょう。 このような特徴から、ネットショップと実店舗の両方を運営する方などにおすすめです。
STORES | |
初期費用 |
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月額費用 |
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販売手数料 |
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決済手数料 | 3.24%(クレジットカード) |
決済方法 | クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、あと払い(ペイディ)、PayPal、キャリア決済、PayPay残高 、楽天ペイ、代引き(※)AmazonPay(※) (※)スタンダードプランのみ利用可能 |
商品登録数 | 無制限 |
外部連携 | Instagram、Google Merchant Center、noteストア、freee会計連携、倉庫サービス |
顧客管理 |
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カスタマイズ性 | ストアデザイン、メールマガジン、クーポン発行など |
サポート体制 | メールサポート |
Shopify
Shopifyは、2017年に日本でサービスを開始した、カナダ発のネットショップ開業サービスです。世界175カ国以上でサービスを展開しており、越境ECに対応している点が大きなメリットとなります。また、機能を追加するためのアプリも充実しています。
一方、月額無料では利用できない点、無料で使用できるショップテンプレートが少ない点、 カスタマイズに独自のプログラミング言語(Liquid)が必要となる点などはデメリットです。
このような特徴のため、海外のユーザーを取り込みたい方、越境ECにチャレンジしたい方などにおすすめです。
Shopify | |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | ・ベーシックプラン:$33 ・スタンダードプラン:$92 ・プレミアムプラン:$399 |
販売手数料 | ・ベーシックプラン:2% ・スタンダードプラン:1% ・プレミアムプラン:0.5% |
決済手数料 | Shopify ペイメントの利用であれば取引手数料無料 ベーシックで2%、スタンダードで1%、プレミアムで0.5%の取引手数料が発生 |
決済方法 | クレジットカード、後払い、コンビニ払い、代引き決済、キャリア決済、銀行振り込み、Amazon Pay、楽天ペイ、LINE Pay、PayPay、Shopify ペイメント |
商品登録数 | 無制限 |
外部連携 | Facebook、Instagram、WhatsApp、TikTok、Etsy、LinkedIn |
顧客管理 | ・顧客管理機能あり ・顧客情報のCSVファイルをダウンロード可 ・クライエンテリング対応 |
カスタマイズ性 | 数千種類以上のShopifyアプリによる拡張 |
サポート体制 | カスタマーサポート |
makeshop
makeshopは、カラーミーショップと同様にGMOメイクショップ株式会社が提供する、ネットショップ開業サービスです。見積もり依頼機能の搭載や会員制販売ページの作成など、 BtoB販売に強みがある点がメリットです。
また、プランによっては専任アドバイザーのサポートが受けられます。
一方、販売手数料は無料ですが、初期費用・月額費用ともに無料プランのない点はデメリットです。
このような特徴から、BtoB販売に力を入れたい方、アドバイザーのサポートを受けたい方などにおすすめです。
makeshop | |
初期費用 |
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月額費用 |
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販売手数料 | 0円 |
決済手数料 |
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決済方法 | クレジットカード決済、オンライン決済、後払い決済、コンビニ決済、ネット銀行、キャリア決済 |
商品登録数 |
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外部連携 |
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顧客管理 |
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カスタマイズ性 | デザイン編集機能(クリエイターモード)あり |
サポート体制 |
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futureshop
futureshopは、アパレル・ファッション関連の事業者の利用割合が高い、ネットショップ開業サービスです。出店舗数はあまり多くないものの、futureshopではおよそ2秒に1件の注文が入るほど(2021年度は年間1,589万件)の受注件数があります。
また、初心者でも比較的簡単にページやデザインのカスタマイズ・編集ができる点、電話窓口によるサポートが用意されている点もメリットです。
一方、無料プランが存在せず、初期費用・月額費用を含めた固定費が発生する点は留意しましょう。
このような特徴から、アパレル・ファッション関連のネットショップを開きたい方、電話によるサポートを受けたい方などにおすすめです。
futureshop | |
初期費用 |
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月額費用 |
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販売手数料 | 無料(omni-channelについては要問い合わせ) |
決済手数料 | 3.2%(クレジットカード。JCB・AMEX・Dinnersは3.5%) |
決済方法 | クレジットカード決済、キャリア決済、コンビニ決済、他社アカウント連携決済、NP 後払い、ペイデイ後払い、Apple Pay、PayPay、銀行・郵便振り込み、代引き |
商品登録数 | Standard:50〜5,000商品(プランによる) Gold:〜30,000商品まで |
外部連携 |
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顧客管理 |
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カスタマイズ性 | HTML、CSS、JavaScriptで細かな部分までカスタマイズ可能 |
サポート体制 |
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ネットショップ開業で失敗しないためのポイント
ここまで、ネットショップ10サービスのランキングをご紹介しました。いずれも知名度が高く、良質なサービスが展開されていますが、これらのサービスを利用しても必ず成功するとは限りません。ネットショップ開業で失敗しないためには、以下のポイントをおさえておく必要があります。
- 商品・ターゲットに最適なプラットフォームを選ぶ
- 事業の将来性も考慮してプラットフォームを選ぶ
- シンプルな動線設計にする
- 決済方法を充実させる
- 安心して買い物できる環境を整える
- 集客チャネルを構築する
商品・ターゲットに最適なプラットフォームを選ぶ
ネットショップのプラットフォームは、値段だけでなく、商品・ターゲットに最適なものを選ぶことが基本です。ECモールは、年齢・性別ごとの利用率が異なります。例えば、中高年女性をターゲットとする商品を販売するのに、若い男性の利用率の高いECモールを選んでも、思うように売上が上がらない可能性も高いでしょう。
プラットフォーム選びでは「どの層がよく利用しているか」を事前に調べることが得策です。
事業の将来性も考慮してプラットフォームを選ぶ
ECプラットフォームの変更は、コストや手間が大きいため、あらかじめ事業の将来性を考慮して選ぶことが望ましいです。機能の拡張性(カスタマイズ性)と、希望の決済手段の有無については、必ずチェックしたいポイントと言えるでしょう。ECモールやASPではどうしても難しい場合は、クラウドEC・ECパッケージ・オープンソースなどのプラットフォームも検討します。
シンプルな動線設計にする
動線とは、ネットショップ内でのユーザーの動きを意味します。動線が複雑になる設計の場合、使い勝手の悪い印象をユーザーに与えます。さらに、商品探しや購入手続きに時間がかかることで、 ユーザーの離脱につながるリスクが増えます。そのため、ネットショップはシンプルな動線設計にすることが基本です。 パソコンはもちろん、スマートフォンでも使いやすい動線設計を意識しましょう。
決済方法を充実させる
希望の決済方法がない場合、 ユーザーが購入を断念する恐れがあります。そのため、ネットショップ開業では決済方法を充実させることが望ましいです。具体的な決済方法の例は、以下の通りです。
- クレジットカード
- 代金引換
- 銀行振込
- コンビニ払い
- キャリア決済
- スマホ決済 など
安心して買い物できる環境を整える
開業したばかりのネットショップは、有名なECモールやネットショップと比較して、ユーザーの信頼性は低いと言えます。そのため、事業者の住所や電話番号ほか、スタッフの顔写真を掲載するなど、 事業者情報を明示することも有効です。さらに、決済方法の案内や利用ガイド、セキュリティの万全さを表示することも、ユーザーの安心感の獲得につながります。
集客チャネルを構築する
集客チャネルとは、ユーザーを集めるための経路や媒体を意味します。とくに、ネットショップを開業したばかりの頃は、ユーザーが自然に集まることは期待できません。そのため、以下のように複数の媒体で、集客チャネルを構築することが望ましいでしょう。
- SNS
- ブログ
- ディスプレイ広告
- リスティング広告
- アフィリエイト広告
よくある質問
最後に、ネットショップ開業についてのよくある質問に回答します。ネットショップを開業して何を売るべき?
ネットショップ販売においては、以下のような商品に注目すると良いでしょう。- 需要のある商品
- ネットショップの利点が活かせる商品
- これから売れる商品
- 価格競争になりにくい商品
ネットショップは1人で運営できる?
結論から言えば、1人でネットショップを運営することは可能です。 隙間時間などを利用して、マイペースに作業することもでき、人件費もかかりません。一方、ネットショップ運営には多数の業務があり、これらの業務を1人で担うのは大変です。
そのため、将来の売上拡大における機能拡張などを見越しつつ、効率的に業務ができる、扱いやすいECカートシステムを選ぶと良いでしょう。
個人でネットショップを運営開始する流れや、具体的な業務内容などが知りたい方は、以下の関連記事をご覧ください。
まとめ
ネットショップ開設では、プラットフォーム選定が、成否を分ける大きな要素となります。最適なプラットフォームは、商品やターゲットなどに応じて大きく異なるため、プロにアドバイスを求めるのも良い方法です。株式会社これからは、ネットショップのサポート実績・7000社以上のコンサルティング企業です。
統計データに基づく自社ネットショップの製作・改修はもちろん、広告運用やツールによる集客、AI 分析に基づいたコンサルティングまで、ワンストップのサービスを提供しております。
今回ご紹介したカラーミーショップ・Shopify・makeshop・futureshopなどのショップ開設にも対応しますので、ぜひお問い合わせください。